INDIE Wavesコーナーで紹介した全276タイトルの解説コメントを、解説者の水谷さん(PLAYISM)に提供いただきました。
過去の放送では、リアルタイムで出演者の水谷さんから解説コメントをいただいておりましたが2021では紹介するタイトル量が非常に多かったため、その時間がありませんでした。
ですが、よりタイトルの魅力を伝えるための一助となりたいという想いから、水谷さんにINDIE Wavesで紹介した全276タイトルの解説コメントを文章でいただけないかと相談したところ、快く承諾いただき提供いただけました。
この解説コメントを、YouTubeにて現在投稿しているINDIE Wavesの動画(字幕)に掲載していきます。
【掲載スケジュール】
ぜひご覧いただき、あなた好みのタイトル探しにご活用ください。
▼「INDIE Waves 3」水谷さんからの解説コメントはこちら
- VRG
ハイテンポに壁を走ったりとパルクールな仕掛けも楽しめるFPSタイトル。itch.ioで体験版がプレイ可能なので試してみよう。 - King’s Bounty II
タクティカルRPG『King’s Bounty』シリーズ最新作。ロシアのタイトルであるが、販売権をヨーロッパの大手パブリッシャーKoch Mediaが取り、さらにパブリッシュブランドとしてPrime Matterを立ち上げ。本作はそのラインナップの一つである。 - キツネテールズ
リードオンリーメモリーズで知られるMidbossも開発に関わる2Dアクションゲーム。タヌキにもなれるアレによく似たタイトル。なお、前作となるSuper Bernie Worldは無料なのでこちらもぜひ。 - Maze Slaughter
フォトリアル系の化け物と戦うローグライトFPSタイトル。ゴア表現が結構すごいのでお子様はプレイに注意を。現在プロトタイプを開発中。 - RPGただひと エリス編
音ゲーのようなバトルシステムが組み込まれたRPGタイトル。心を読むシステムが加わっているそうで、単に音ゲーのバトルではない、らしい。 - ドリームエンジンズ 〜旅する都市〜
サバイバルしながら空を飛ぶ街をつくるシミュレーションゲーム。開発のSuncrashは、前作でもJudgmentという街づくりシミュレーションを開発している。 - 触手を売る店
放置系のタイトルで、触手を育てて、その名の通りに触手を売ることで物語を進めるゲーム。コンセプト、アートワーク、タイトルとインディーらしく尖りに尖っていてとても良い。 - Space Cats Tactics
へクスパネルを移動して戦う、硬派なストラテジーで、とにかくネコが大変にカッコいい。 - ツクールシリーズ Steel Sword Story S
1001 Spikesなどでおなじみの8bits Fanaticsタイトル。アクションゲームツクールMVを用いてつくられた丁寧な2Dアクション。Steam版のSteel Sword Storyにボスやステージが大幅に追加され、Steel Sword Story SとしてSwitchに登場。 - いのちのつかいかた
ゲームブックを読んでいるかのようなタイトル。その中で、何に執着し、どういのちをつかうかによって物語は変化していくRPG。 - Midnight Protocol
ハッキングをテーマにしたゲーム。敵とタイプし合ってハッキングバトルを行う。ブラックなハッカーになることも、ホワイトなハッカーになることもプレイヤーの自由。 - れーぞく!ネクロマンスちゃん
ゲームクリエイター甲子園での受賞歴もある、学生制作タイトルの見下ろし型の全方位シューター。弾をグレイズして、強烈な魔法を撃ち込む。 - Jupiter Moons: Mecha
デッキ構築とロボットカスタマイズを融合させたカードバトルゲーム。 - 闇の紅楼夢:幻戦
『紅楼夢』とは古い古い中国の長編小説で、それを元にしたゲームだそうです。 - 廖添丁 – 稀代兇賊の最期
コミック演出を取り入れた2Dアクション。舞台は大変に中華圏であり、味わい深い。肝心のアクション部分の手触りは非常に軽快で反応が良く、遊びやすい。 - ProtoCorgi
コーギーがかわいい。シューティングとしてはどんどん武器が増えて行って、兵器化するコーギーが楽しい。また、わんわん吠えられる辺りも好印象。 - exp!A
アイデアを探して、一緒に遊園地をつくろうとするゲーム。……α版はそんな感じだったのだが、絶望ファンタジーということは怖いのだろうか。怖いのかもしれない。 - ダイスと魔界の塔:光の王女
賽を振って進めていくRPG。当然すべてが運頼みでなく、Destiny pointsなるものでカバーし、またプレイヤーの工夫によって攻略を進めていくことができる。 - メンヘラフレシア フラワリングアビス
2017年のフリーゲームタイトルをリメイク。多種多様な問題を抱えた女の子たちと恋愛を楽しんだり、いろいろされたりするゲーム。結構ショッキングな展開もあるので、要注意。 - Octarina
少し前にタコのお父さんが主人公の『オクトダッド』というゲームがあったが、本作は完全にタコ。お寿司工場を無茶苦茶にしてしまおう。 - Anuchard
失われし村の文明を取り戻していくアクションRPG。住民の魂を救い出すと、村に活気が戻っていく。主人公が振り回すベルがオシャレでカッコいい。 - ディアエンド
ハリウッド映画を思わせるほどの大作感を持った作品。トレーラーも4Kである。どのような作品に仕上がるのか楽しみ。 - NeverBreakUp
ロープでつながった動物をそれぞれ操作していくアクションゲーム。息を合わせて進めないと、ゴールを目指せないので協力が必要。 - 東川乱子の謎鑑定:マリンエクスプレスの殺人事件
ファミコン時代の探偵ゲームをほうふつとさせるアドベンチャーゲーム。デベロッパー名がすごい。 - Astral Gunners
ヒーローもの、特撮戦隊的なキャラクターたちが主人公のシューティングゲーム。キャラクターごとに異なるプレイフィールを楽しもう。 - 玄女诛魔录
中国文化を下地にしたアクションゲーム。イラストもかわいいし、エフェクトも美しく、現在アーリーアクセス中なのでしっかりつくり込まれることを期待。 - QuietMansion1(KENGOHAZARD Remake)
KENGOHAZARDは当時高校生がつくったフリーホラーゲームとしてちょっと話題になったタイトル。バズるのと売れるのとはまた違かったりするので頑張ってほしい。 - Evergate
ソウルを使ってパズルを解いていくパズルアクション。スタイルは『オリとくらやみのもり』っぽいのだが、こちらはパズルステージに振り切られている。 - ティモシー -神秘の森-
ゲームボーイ風のアドベンチャー。ティモシーはシリーズタイトルで、そのうちのひとつはアクションゲームツクールMVの第一回ゲームデベロップメントチャレンジ企画のPLAYISM賞受賞作である。お楽しみに。 - きみのまち ポルティア
販売数200万本以上を誇る大ヒットした中国産のスローライフ系ゲームのモバイル移植版。ちなみに、ポルティアの続編が今開発されていて、今度の舞台は砂漠。(My Time at Sandrock) - Gatewalkers
見下ろし型のハクスラのようなタイトル。過酷な世界を生き延びながら冒険を進めていく。サバイバルゲーらしく、クラフト要素などもあり、遊びこめるものになるかもしれない。 - 盗賊少女
モンスターを倒せない非力な少女のステルスアクション。逃げ隠れ、アイテムを駆使してステージを攻略していく。 - フィスト 紅蓮城の闇
メカをまとったウサギの主人公があまりにカッコいい中国産の2D横スクロールアクションゲーム。 - クラング2 リズム&アクション
ダンスミュージック音楽で、リズムアクション。音ゲーの結果がアクションゲームとして反映されるというか、キャラクターが縦横無尽に攻撃してくれる。没頭出来て楽しい。 - リードオンリーメモリーズ:ニューロダイバー
『スナッチャー』や『ファミコン探偵俱楽部』に影響を受けた、Midbossが開発するサイバーパンクなADV『2064: リードオンリーメモリーズ』の続編。サブタイトルの通り、記憶にダイブし、そこに潜む犯罪者を追う。 - 銃の悪魔
今回紹介されている『Apple Slash』と同じ開発者の作品。こちらもかなり個性的なアートワーク。こちらは、悪魔群を倒す2D横スクロールアクションとなっている。 - グロー:ソング・オブ・エバーツリー
おそらく6/5時点は未発表タイトルなので全くわからないが、資料からするに、島でゆったりした生活を送る『Yonder』開発者の新作のようで、日本では日本一ソフトウェアさんが『Yonder 空と大地と雲の物語』というタイトルで販売されている。 - カスタムシューター
過去のINDIE Live Expoでも紹介されたはずの『TAXI in the RAIN』の開発者さん最新作。コントローラーをコントロールするゲームというのは初耳。遊びの幅がどれだけ出るか楽しみ。 - CreatorCrate
円形のステージをハイスピードでグルグルと回りながらステージを踏破していくプラットフォーマー。無機質なロボットは何でもつくれる3Dプリンタで、様々な解法で先へ進むことができる。 - サマー イン マーラ
Kickstarterで成功をおさめ開発された、南国の島を舞台にした牧場系アドベンチャー。牧歌的な世界観で癒されます。 - BUDDHA GO
何と『NKODICE』、『寿司が走るやつ』の方の最新作。おみそれしました。 - Tale of Immortal
Steamにおいて中国語圏ですさまじいヒット作となっているタイトル。仙人になるゲームだそうで、戦闘は全方位型の2Dアクションシューティングのよう。 - ブラスターマスター ゼロ 3
1988年のサン電子の『超惑星戦記 メタファイト』をインティクリエイツが『ブラスターマスター』としてリブート。(海外販売名がBlaster Masterだった)本作はその最終章となる。 - Sacred Fire
KickStarterで成功し開発が続けられてきたタイトル。自分だけの主人公を生み出し、その性格、見た目、目的、感情を元にそれぞれのやり方で戦いを繰り広げていく、人間心理をテーマにしたRPG。 - W.T.
FPSのパズルゲームはおそらくは『Portal』あたりから始まり、一大ジャンルとして確立したような気がする。『Witness』という傑作があるが、何かそのような大仕掛けをちょっと期待。