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【インディーPICK 3】Vol. 2 斉藤大地さんより

「INDIE Live Expo 2025.4.13」は、いよいよ明日4月13日開催!
番組では今回も、世界中から選りすぐりのインディーゲーム100タイトル以上をご紹介する予定です。

ここでは番組をより深く楽しむためのコーナー『インディーPICK 3』として、番組関係者が今注目しているインディーゲームを紹介します。

第1回目は吉田修平さんに登場いただきましたが、第2回目は、前回のINDIE Live Expoで司会を務めてた、WSS playground代表/INDIE Live Expo編集長の斉藤大地さんです。

斉藤大地さん プロフィール
WSS playground代表。
2011年に株式会社ドワンゴに入社し、「ニコニコ超会議」やインディーゲームの企画を担当。
インディーゲーム「殺戮の天使」のプロデュースや「電ファミニコゲーマー」の副編集長を務めた後、2019年に株式会社ワイソーシリアス(WSS Playground)を設立し代表取締役に就任。『NEEDY GIRL OVERDOSE』などのプロデュースを手掛ける。
INDIE Live Expoでは発起人であるほか、INDIE Live Expo 2024.12.7では番組の司会として出演しました。
(Xアカウントはこちら→https://x.com/daichittax

それではさっそく、斉藤大地さんが「今気になっているインディーゲーム」を見ていきましょう!


斉藤大地のお気に入りインディーゲーム3選

4種類のカードを引いて、無茶振りをされ続けるゲーム。
色欲のカードは情事、散財のカードは浪費、征服のカードは危険な冒険、殺戮のカードは誰かの命を捧げなければなりません。
その無茶ぶりからめくるめくドラマが始まっていく……。

タイトルとアート、そして体験できることの凄まじい一致からのめり込み、Demo版で30時間以上、製品版でも既に30時間プレイしました。

これこそいまプレイすべきインディーゲームです。

異世界ファンタジーですが、魔王も帝国も出てこず、あなたはひたすら城の中で人間関係に翻弄されます。

主人公の他者への好悪を自身で数字で決めることができる。
好きにさせた相手を、嫌いになることもできる。
最後には自分の性別すら自己決定できる。
人間関係をテーマにしたゲームとしても最もチャレンジングで、日本のインディーゲーム史に太字で残すべき大傑作です。

Unityリメイク企画が立ち上がり、興奮しています。クラウドファンディングももちろん行いました。

大きな規模感のゲームであるが、インディペンデントであり続けるということの美と可能性を感じさせてくれた大傑作。
ドラゴンも出てこない、魔法も出てこない、リアルな中世のチェコが舞台のRPG。
しかし、過去プレイしたRPGの中でも最も面白いものの一つでした。
ロールプレイングをさせてもらった。

主人公や友人のキャラクターが、とにかく魅力的で、歴史の中での息遣いが感じられる。
プレイしただけで、彼らの人生を通じて様々なことがわかり、チェコなど中欧の歴史に興味がわいてくる。

すべての要素が素晴らしいゲームだが、特にキャラクターとストーリーについてはいままさにプレイすべき教科書として仰ぐべき一作。

 


――ということで、第2回はINDIE Live Expo編集長・斉藤大地さんの「気になるインディーゲーム」をお届けしました。フリーゲームから超大作まで、インディーゲームの多種多様さを感じさせてくれるようなラインナップですね!

本企画はINDIE Live Expo放送まで、全3回にわたって掲載予定です。次回をお楽しみに!
また、みなさまにとっての「気になるインディーゲーム」が見つかるかもしれない、「INDIE Live Expo 2025.4.13」にもぜひご注目ください!

 

【インディーPICK 3】他の人の気になるインディーゲームはこちら!

Vol. 1 吉田修平さん

Vol.3 ZUNさん