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INDIE Live Expo Letter vol.7 バックナンバーを公開

INDIE Live Expo実行委員会より、インディゲーム開発者向けのゲームの宣伝と開発に役立つ情報をお届けするメールマガジン「INDIE Live Expo Letter」vol.7として2022年9月に配信した内容を、公式サイトにて公開いたします。
メールマガジン登録者の皆さまには、今後もインディゲーム開発にとって有用な情報をお届けします。この機会に、「INDIE Live Expo Letter」にぜひご登録ください。

<INDIE Live Expo Letter vol.7>

INDIE Live Expo Letterを購読いただき、ありがとうございます。
本メールマガジンは、クリエイターやパブリッシャー向けに、
ゲームの宣伝や開発に役立つ情報をお届けするメールマガジンです。

Vol.7ではINDIE Live Expo 2022 での放送振り返りとともに
タイトルの宣伝に特化して新設された「タイトルピックアップ」コーナーの
宣伝効果について、実際に活用された皆さまより提供いただいた情報をもとに
検証・報告します。

■INDIE Live Expo 2022 内容振り返り
初の二日間開催となった今回は、各日ごとにテーマを分けて開催。

【DAY1:Let’s Play】では既に発売済みのタイトルを中心に
「いますぐ楽しめるインディゲーム」情報を紹介し、
ゲーム実況を大きくフィーチャーしました。
【DAY2 : Premiere】では初出となる最新情報を中心に
「これから楽しめるインディゲーム」情報をお送りしました。

日本語・中国語・英語の3言語の公式配信プラットフォーム
(YouTube Live、Twitch、Twitter Live、ニコニコ生放送、bilibili、Steam)
にて開催された本イベントは、前回を上回る1,500万回超の視聴数を達成。

視聴数は過去最大を記録し、
配信中に投稿された各プラットフォームでのチャット/コメントの総数は
4万件以上と盛況を博しました。

両日で紹介したタイトルは合計488タイトルを数え、
本イベントで世界初公開となる情報も多く取り上げました。

Twitterでのハッシュタグ「#INDIELiveExpo」への投稿は、
放送日の二日間で8,000件を超え、視聴者側からは出演者への応援や、
紹介タイトル、番組への感想などが投稿され、
開発者側からは「開発のモチベーションになった」との声が上がるなど、
広く話題となりました。

また、番組に連動して開催されたセールには、Steamのほか、
新たにXboxプラットフォームが追加。累計250タイトル以上の参加がありました。

本イベントのアーカイブ配信は
INDIE Live ExpoのYouTubeチャンネルよりご覧いただけます。

▼タイトルピックアップの効果検証
タイトルピックアップは、タイトルの宣伝に特化して設計したコーナーです。
最大90秒のゲーム映像を露出し、番組中でゲームの紹介を行うだけでなく、
INDIE Live Expoに関連するあらゆるメディアでの露出を行います。
実際に活用頂いた方より提供いただいたデータをご紹介し、
効果検証を行わせていただきます。

※データはSteamのものをもとにしており、PT基準で日付が変更されています。

・タイトルA(未発売・既発表)

すでに発表済みであったタイトルAは、
INDIE Live Expo 2022での露出を通じて、
6,500以上のウィッシュリスト登録を獲得しました。

INDIE Live Expo 2022のセール開催ページに
注目作品として掲載されたこともあり、番組当日だけでなく、
セール終了までの長い期間で
ウィッシュリストの獲得につながったことがわかります。

・タイトルB(発売済)

販売中のタイトルであるこちらは、
イベントに合わせてアップデートを実施し、セールへ参加しました。
直前のタイミング2日間と比較して、
販売数、アクセス数ともに600倍以上の増加がありました。
アップデートなどプラットフォーム上での導線を獲得する施策を
同時に行ったことで相乗効果を得られたものと考えられます。

INDIE Live Expoでは、様々な協賛プランを用意しておりますが、
特にタイトル単体の宣伝・販売促進に特化した「ピックアップ」は、
過去イベントのデータ分析を通じて設計されました。
タイトル単体の宣伝施策としては、有意義なデータが得られましたので、
次回以降も販売を続けていく予定です。
特定タイトルの宣伝に興味のある方は「ピックアップ」をぜひご検討ください。

▼INDIE Live Expo出展に関するアドバイス
INDIE Live Expo 2022では、Vol.5におけるWinter 2021検証結果と違わず
高い宣伝効果を獲得していたことがわかりました。
そこで、Vol.5で掲載した出展に関するアドバイスを再掲載いたします。
INDIE Live Expoを宣伝活用するにあたって、ぜひご参考ください。

○作品の受け皿となるWebページの準備
出展いただいた作品は放送当日以降に
作品Webページへのアクセス数、ウィッシュリスト登録数、
販売数が増加する傾向があります。

よって、イベント出展の際は、
作品の受け皿となるWebページを情報発表のタイミングまでに
開設しておくことを強くおすすめいたします。

○ILEに合わせて重要なマイルストーン(新作発表など)を設定
イベント時にアップデートとセールを連動して実施し
アクセス数と販売数を大きく伸ばしたタイトルBの事例のように、
重要な発表をINDIE Live Expoにおいて行うのも効果的です。

新作の発表、重要なアップデート、体験版配信など、
重要なマイルストーンを公表するタイミングとして
ぜひINDIE Live Expoをご活用いただければと思います。

○セール開催時にはセールへの参加
INDIE Live Expoは、プラットフォーマーの協力を得て、
イベント名を冠したセールを開催する準備を進めております。
これまで、Steam、Xboxにおけるセールを開催してまいりましたが、
順次対応プラットフォームを増やしていくことを目指しています。

セールへの参加は露出の機会にもなるだけでなく、
販売促進の効果も見込めます。
セール開催決定時にはぜひ参加をご検討ください。

▼終わりに
INDIE Live Expo Letterをご覧いただき、ありがとうございました。
今後も不定期で刊行を続けてまいりますので、
なにとぞよろしくお願いいたします。